本体素材は希少性の高い国産品質のホルスタインを使用しており、ベジタブルタンニンで鞣すことで耐久性や弾力性を持たせています。さらに染色時に通常よりも多い量のオイルを2回に分けて時間をかけて浸透させているためタッチ感が良く、しっとりとした質感になっています。仕上げは染料のみで仕上げ、その後、革の特徴である木目調の表情を職人の手で1枚1枚カナブラシを用いてブラッシングをかけています。そのため1日に10枚程しか生産されないので、とても希少性の高い革となっています。また、経年変化も楽しめます。付属レザーは、ヨーロッパ産原皮にクロム鞣を施したキップレザーを使用しており、ガラス仕上げをした後に特殊なウレタンで仕上げる事によりマットな質感でラバータッチになっています。また、摩擦に強く色落ちにも強い仕上げになっています。

master-piece
master（支配する　マスターする）piece（ひとつひとつ）＝masterpiece（傑作品）という単語の成り立ちのままに、ひとつひとつのものをマスターし、傑作品を生み出すブランドでありたいというコンセプトが由来。masterとpieceの間にハイフンで区切っているのにはデザイナーの小さい事でもひとつひとつを大切にしていきたいというこだわりが表わされている。ファッション性と機能性を兼備したバックをファッションの一部として提案する　をメインコンセプトに、1994年ブランドスタート。異素材の組み合わせや、独特のカラーリング、国内外から選定したパーツ、機能素材にいたるまで幅広いオリジナリティとを追求している。日本人の繊細な職人気質や、技術を後世に残そうとバッグブランドでは珍しい自社の工場、専属の職人がいる、ジャパンメイドをうたったブランドとなっている。