大人のガーリーを追求する〈スナイデル〉のイチオシは、顔まわりをぐっと華やかに導くラッフルカラーや繊細なタッチで描かれた花柄がエレガント。配色パイピングでニュアンスカラーが効いた大きな襟にシャープなAラインというシルエットの対比、二の腕を隠すように結べるリボンによって、自然と華奢に見えるスタイルアップ効果も。足元はヒールのあるミュールやサンダルなど、すっきりとしたものが正解。

左：ともすれば重くなりがちなダークな色合わせを、小花柄プリントとシフォン素材のドッキングで軽やかに仕上げた〈リリーブラウン〉。くしゅくしゅとギャザーを寄せた袖も、可愛げのあるアクセントに。

中：ハイネックのリブニットにベアトップドレスを重ねたような〈ロペピクニック〉の技ありワンピースは、まだ少し肌寒い時期から取り入れたい即戦力。ジャケットを羽織ればオフィスシーンにもなじむ品がある。

右：〈ロペピクニック〉のキャミソールドレスは、便利な羽織りがセットに。高い位置で切り替えたワンピースに合わせてクロップド丈で作られたシアーブラウスは、真夏の紫外線や冷房対策にも一役買ってくれるはず。

スウェットよりもハリと光沢感のあるポンチ素材を、優美なIラインに。〈アダム エ ロペ〉のジャージーワンピースは、ちゃんとおしゃれしたい日も、リラックスして過ごしたい日にも寄り添ってくれる汎用性の高さが魅力。まるでベストを重ね着したようなフロントの両脇には、調整可能なバックルが。きゅっとギャザーを絞るとメリハリのあるシルエットに早変わり。

〈マリメッコ〉を象徴するプリント、ウニッコ柄は今年で誕生60周年！記念すべきアニバーサリーイヤーに生まれたのは、グリーンとブルーの配色が新鮮なコットンリブのノースリーブワンピース。さらりと一枚で、肩の力を抜いてまとった足元には、足取りが軽くなりそうな淡い同柄のスニーカーを。時を経ても色褪せないアイコニックなパターンを、この春だけのフレッシュな気分で楽しんで。

世界中のデニムマニアに愛される〈アー・ペー・セー〉のジーンズ。すでに愛用している人も、これから手に入れたいと考えている人にもおすすめしたいのが「Ally」ワンピース。シグネチャーであるデニムパンツと同様に、立体的な縫製で仕立てられ、前後左右どこから見てもシルエットの美しさが際立っている。落ち着いた色や柄を取り入れた着こなしで、カジュアルスタイルにほのかな上品さをプラスして。

〈ユナイテッドアローズ〉のノースリーブワンピースは、足首まであるロング丈で、トレンドのレース素材を存分に堪能できる。一見ミニマルでありながら、背面にはメタルジップや深いスリットが施され、機能面も文句なし。イノセントな白を主軸に、肌触りのいいコットンシルクのカーディガンやジョガーパンツ、仕上げのサンダルも対照的な黒を選び、肩肘張らないモノトーンスタイルに。

左：リネンをブレンドした清涼感のある素材で、構築的なワンピースを提案するのは〈ロペ〉。フレアシルエットが美しいボディから取り外し可能なベルトまで、全体をやさしいベージュで統一。気になる二の腕をすっぽりカバーしてくれる、五分袖のパフスリーブも嬉しいポイント。

右：ナチュラルなブラックワンピースは、日本人女性デザイナーが手掛ける“made in INDIA”のブランド〈サラマリカ〉の〈イエナ〉別注アイテム。インド製ならではのさらっとした着心地や風通しのいいレースの切り替えに、どこかエキゾチックな雰囲気が漂う。

オリジナルのオリエンタルプリントを用いた〈ジャーナル スタンダード〉のヒットアイテムが今年も登場！イエロー×リーフ柄のコンビネーションがエネルギッシュな新作は、ボリュームのあるバルーンスリーブ、ドラマティックに揺れ動くフレアな裾も相まって、遠くからでも目を引く存在。キャップやデニムを合わせて、アクティブに着てよし、一枚でリラクシーな空気感をまとうもよし。

左：天然石を使ったジュエリーやリゾートドレスなど、オリジナリティあふれるものづくりを得意とする〈マリハ〉。〈トゥモローランド〉が毎年春夏に別注をかける定番のドレスが、今季は爽やかな水色に。モダンな花柄は、ちょっとしたお呼ばれやパーティシーンにも活躍してくれそう。

右：自然から着想を得た南仏のプロヴァンスプリントでおなじみ〈ソレイアード〉。今手に入れるべきは、ほっこりしない大人のための小花柄ドレス。しなやかなコットンジョーゼットの生地に細やかなシャーリングがあしらわれ、歩くたびにふわりと風をはらむ様子も愛着が湧いてくる。