シンプルで使い勝手のよい単色Tシャツは、暖かくなる前に新調を！〈ラコステ〉より、トレードマークのワニロゴと色がリンクする、グリーンのTシャツをピックアップ。化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑えたオーガニックコットンを採用し、目にも環境にも優しい1枚に。今の時期はニットやスウェットの首元からのぞかせるなど、ちょっとした差し色としても使えそう。

ファスナーやボタン、品質表示ラベルなどの細かな付属品において、リサイクル素材や環境への負荷が少ないものを使用した〈ディーゼル〉2022年春夏のデニム。ギークな印象のトラックデニムは、切り替えデザインをサイドに施すことでモダンに昇華。ゆったりとしたシルエットやゴム＋ドローストリング仕様のウエストで、リラックスして穿けるのも嬉しいポイント。

これからお買い物をする上で意識したいキーワード「アップサイクル」。本来、不用品として処分されるはずのものの素材や特徴を活かし、デザインやアイデアといった付加価値を与えて、新たなプロダクトに生まれ変わらせるという意味だ。アーバンリサーチドアーズのプライベートレーベル〈フォークアンドスプーン〉のデニムオーバーオールもそのひとつ。別のデニムの製造工程で発生した裁断くずを再利用することで生まれる、ヴィンテージライクな風合いが魅力。

マウンテンパーカのような軽快さと女性らしいシルエットを持つ、フレッシュなブラウスは〈アダム エ ロペ〉。ペットボトルを再生したポリエステル素材は絶妙なハリがあり、撥水性も備えているため、ライトアウター代わりに着るのもよさそう。バッグスタイルの襟元にはハーフジップをあしらい、前後どちらをフロントにしても成立するデザインが魅力だ。高さのある襟はすっと立たせてスタイリッシュに、折り襟にしてカジュアルにもアレンジ可能。

ロンドンをベースに活動する〈エスゼット ブロックプリント〉は、インドの伝統的な製法を用いた、美しくもユニークなプリントが人気。環境へのダメージを抑えた製造、流通プロセスを経て作り出すアイテムは、すべてメイド・イン・ジャイプールにこだわり、同時に現地の人々の雇用も生んでいる。コンパクトなキルティングジャケットは、チェッカー柄とストライプ柄のリバーシブル仕様で、色が欲しくなる春にぴったり。

上質なカジュアルウエアが揃う〈アー・ペー・セー〉は2021年の冬、ウィメンズのサステナブルラインNinonを新たに始動。ブランドのメインアイテムとして発表されたショルダーバッグは、再生素材による代替レザーを採用。付属のストラップは取り外し可能で、クラッチとして持つこともできる2WAY仕様。まろやかなブリックレッド、端正な黒の2色から、お好みをどうぞ。

腕時計ブランド〈Gショック〉は、90年代後半から今もなお、さまざまな環境団体とコラボレーションモデルの企画・制作、団体のサポートを続けている。2021年には、アフリカの野生動物保全と人々の共生を目指すNPO法人「WILDLIFEPROMISING」とのコラボレーションを実現。絶滅の恐れがあるとされる「グレビーシマウマ」をテーマに、ケースからバンドに至るまで、広範囲に縞模様を落とし込んだ。製品袋は、ポーチとしても使える綿の巾着袋にするなど、細部にも環境配慮が見て取れる。

スペイン発の〈エコアルフ〉は、リサイクル素材や天然素材を使った環境負荷の少ないものづくりで名を馳せている。ブランドを象徴的するスニーカーには、再生素材のナイロンやラバーを採用。フレッシュなホワイトのアッパーには、サイドに配した”ACT NOW!”のメッセージと、エネルギッシュなオレンジのパーツがアクセントに。素材からデザインのすべてにおいて、サステナブルな心意気が感じられる1足だ。

適度なボリューム感と、きめの細かい素材感が好評のショートダウンジャケットは〈アダム エ ロペ〉。地球保護や動物福祉に取り組み、ブルーサイン承認もされたダウンサブライヤー、アライド社の羽毛を採用。また、高機能のラミネート膜を張ることで、アウトドアブランドにも劣らない防水性と透湿性を実現するなど、機能面も充実。

※ブルーサイン…繊維業界において環境、環境、労働、消費者の観点において持続可能なサプライチェーンを経た製品に付与される認証のこと。

ナチュラルな素材と着心地にこだわる〈オムニゴッド〉。リサイクルウールのカーディガンは、通常のウールに比べて81%もの原材料削減を実現。再生素材を使いながらも保温性があり、もこもことした見た目でウォーム感を演出。フロントボタンが隠れる、比翼仕立てのカーディガンというのも新鮮だ。ミニマルなデザインで、キレイめスラックスからカジュアルデニムまで、幅広い着こなしで楽しめそう！