見た目も着心地も軽い、ライトダウンジャケット。日常のスタイリングをさりげなくクラスアップするカーディガン型は、機能性、洗練、唯一無二というコンセプトを掲げる〈タトラス〉らしいデザイン。襟の主張がないVネックやすっきりとした肩まわりによって、冬の間はインナーダウンとしても重宝する万能選手。

王道アウトドアブランド〈ウールリッチ〉なら、機能的な側面を保ちつつ、都会的なディテールが光る旬のアウターが見つかる。1970年代ごろのアーカイブをベースにしたマウンテンパーカはやや長めの着丈。ジャストサイズとオーバーサイズの中間的なフィット感に設定した身頃からは、そこはかとなく気品が漂う。撥水透湿素材を用いているため、突然の雨もなんのその！

この冬の筆頭トレンド、キルティング素材の勢いは、春も継続の模様。カジュアルになりがちなキルティングコートも、英国の老舗〈マッキントッシュ〉の手にかかれば、洗練された大人の1枚に仕上がる。汎用性の高いブラックコートは、大きすぎないダイヤ型のキルティング、ノーカラーの襟は女性らしさあふれる丸首に。エレガントかつ飽きの来ないデザインが魅力。

上質な日常着を提案する〈トラディショナルウェザーウェア〉より、人気のノーカラーキルティングジャケット「アークリー」の新作をピックアップ。少量のフェザーを混ぜたダウンが快適な軽さをもたらし、コンパクトなシルエットゆえインナーダウンとしても活用できる。何より、小さく畳めば付属の袋に収納できるパッカブル仕様でとびきりに便利！

暖かくなると活躍頻度が増えるライダースジャケット。とは言え武骨なイメージを持つアウターを女性らしく着るならば〈ノエラ〉がおすすめ。袖口に配したドットボタンが新鮮で、品のあるロールアップスタイルが楽々決まる。着丈を短く設定しているため、気軽なタウンユースはもちろん、ボリュームスカートやロング丈ドレスと合わせたパーティスタイルにも最適。

〈ディーゼル〉の個性派ブルゾンなら、シンプルなトップスの上に羽織るだけでも着こなしにこなれたムードが出る。丸みを帯びたスリーブや1枚のパフで覆われたバッグスタイル、立体的にあしらったポケットにボリュームを置き、ヘムはタイトなリブ仕様のショート丈にすることでメリハリを演出。マニッシュなデザインとフェミニンなシルエットのバランスが秀逸！

着こなしを小粋にカジュアルダウンできる春のマストアイテム、デニムブルゾン。〈ビューティフルピープル〉は目下、回転することで仕様が変化するユニークな2WAYを提案。上下をひっくり返せば、シルエットや襟、ディテールが異なる新たなデザインが現れる。定番と位置付けられるアウターこそ、フレッシュで目新しい1枚を狙って。

仕事もプライベートも、あらゆる場面において行事が増える季節は、きちんと見えるコートが必要不可欠。この機会にせっかく新調するならば、10年後も30年後も着続けられる〈アー・ペー・セー〉のトレンチコートをぜひ。端正なダブル仕立てを筆頭に、大ぶりのラペル、エポレットやガンフラップといったトラディショナルなディテールが満載。

ビューティ＆ユースとミリタリーブランド〈アルファインダストリーズ〉のコラボレーションによる、スペシャルなMA-1が完成。ワークアウター特有のストイックさは細部のデザインや素材で残しつつ、ショート丈にすることで女性らしくアップデート。周りとさらに差をつけるなら、クリーンなオフホワイトを選んで。新鮮なカラーリングは春の陽気にもぴったり。