ヨーロッパのトラディショナルな品質と機能美を追求する〈マテリオ〉は、フルレングスのフレンチワークパンツを大胆にカットして、ショーツに再構築。ワイドシルエットながらフィット感にこだわり、股上はやや深めに設定、背面をシンチバッグ仕様にすることで、ベルトレスでウエストの調整を可能に。上質なコットンリネンのヘリンボーン生地は、盛夏の活躍も期待して。

老舗セレクトショップ「ネペンテス」の清水慶三氏がデザインを手がける〈ニードルズ〉のショーツは、ブランドが得意とする柄使いに注目。ベースカラーを落ち着きのあるダークトーンにすることで、パンクな総柄レオパードをシックに昇華。薄手だからと侮ることなかれ。ウエストゴム仕様、サイドとヒップにポケットを備えて、ラクさと実用面を両立。

重厚感のあるゴブラン素材×リラクシーなイージーショーツの掛け合わせがユニーク。気品あふれるフラワーモチーフに、あえて真っ白でスポーティなウエストゴムをあしらった、アンバランスなコントラストに視線が集中。Tシャツやスウェットを合わせたカジュアルスタイルに、モードなスパイスを効かせてくれるはず。足元はスニーカーやサンダルなど、軽快なシューズがベスト。

すっきりとしたテーパードシルエットに仕上げることで、きちんと感が漂う〈トゥモローランド〉のショーツ。原料の調達から織りまで、すべての工程をヨーロッパで行った上質なリネンは、霜降り状の独特な表情が魅力。見た目以上に丈夫で、穿き込むほどに味のある風合いに育てていくことが可能だ。たとえば春はリネンジャケット、夏は爽やかな開襟シャツといった、上品な着こなしを。

〈スティーブン アラン〉は生地の風合いや落ち感にこだわり、スウェット素材をクラシカルにアップデート。ゆとりのあるワイドシルエットや股下に配したガセットなど、リラクシングを極めたデザインで、快適な穿き心地を叶えて。ワンマイルにも活躍する1本は、ジャケットやシャツ、デッキシューズといったキレイめアイテムを合わせれば、小粋な休日スタイルも即、完成。

クライマーが欲しい機能をすべて備えた〈グラミチ〉の定番ショーツに、サステナブルなオーガニックコットン生地が登場。アクティブに穿けるツイル素材を採用。さらには180度の開脚が可能なガセットクロッチと、ブランドの象徴とも言えるウェビングベルトを施し、街でもとことん快適に。夏に向けて需要が高まるベーシックカラー3色がそろう。買い逃しのないよう今すぐチェックを！

“秋冬の素材”というイメージをいい意味で裏切る、ドライタッチなサマーコーデュロイを、この季節の相棒に。遠目からでも生地感がはっきりと見て取れる、立体感のある太畝で、普段のショーツと差別化を狙って。気分を盛り上げる明るい色展開から、発色のよいパープルをピックアップ。夏のシンプルスタイルに、気の利いたアクセントカラーとして迎え入れよう。