テーラードジャケット×ストライプの硬派な組み合わせを、素材と色の小粋なバランスで、洒脱に仕上げた〈マカフィー〉。立体感のあるストライプ柄が小気味よく、シンプルなTシャツやタンクトップと合わせるだけで、こなれた着こなしが即、完成。レーヨンとコットン、ナイロンのミックス素材はとびきりに軽やかな上、ややオーバーサイズでゆったりと羽織れるため、初夏まで長く頼れそう。

“黒”をメインにデザインする〈アルディーノアール〉のワンピースは、体全体を綺麗に包み込む、シルエットの美しさに定評あり。滑らかで軽いサテン生地にタックを施してすっきりとさせた身頃には、大きなセーラーカラーを添えて。メリハリのあるボリュームスリーブも相まって、端正なモノトーンストライプはエレガントなムードに進化。

ガーリーなムード漂うシャツワンピースは〈リリーブラウン〉。ブルーに赤のピンストライプがアクセントとなったオリジナル生地は、ポリエステル混のコットンを採用。シワになりにくく、さらりとした着心地がこれからの季節にぴったり。ふわりと広がるボリュームスリーブと、コルセットのように引き締めたウエスト切り替えのコントラストで、スタイルアップを見込める1着に。フロントボタンを開けて、軽羽織のようなロングシャツ風のアレンジも楽しめそう。

ブルーやホワイトが定番のストライプシャツは、鮮やかな色に更新すれば、一段と新鮮な印象に。高発色ピンク×白のピンストライプは〈ノーブル〉で発見。大胆なボリュームスリーブの存在感とは裏腹に、ショルダー周りは華奢見えするラグランスリーブにこだわり、すっきりと演出。バックスタイル、襟下にはタックを施すことで身頃に自然なボリュームが生まれ、細身のボトムとも相性のよい、適度なオーバーシルエットに。

〈ジョゼフ〉のストライプはユニークな立体感が特徴。濃淡の異なる淡い水色が整然と繰り返され、見れば見るほど不思議な奥行きを感じられるのが楽しい。パワーショルダーが目を引くマニッシュなフォルムを、上質なコットンローン素材で構築するというバランスも見事。ボトムにタックインしてコンパクトに着るもよし。ヘムの前後差を活かして、シンプルにさらりと纏うもよし。

パワーショルダーとフロントのバイアス仕立てが洒脱な〈メゾンスペシャル〉のノースリーブシャツ。ゴムを仕込んでウエストはキュッとタイトに。前後を深いVにすることで生まれるメリハリのあるシルエットが、センシュアルなムードを漂わせて。涼やかなコットンナイロンのサッカー素材は肌離れもよく、見た目以上に締め付け感がないため盛夏も快適。季節を跨いで秋冬には、トップスとレイヤードするベストとしての役割も大いに期待。

〈エーピーストゥディオ〉のワイドパンツは、落ち着いたネイビーのストライプ生地に、グリーンのサイドラインがアクセント。落ち感としなやかさが魅力のウール100％のサキソニー生地を採用、着脱が楽なウエストゴム仕様で、ストレスフリーな穿き心地を追求した。こなれ感を演出する裾のスリットは、コンシールファスナーによって開閉可能。シンプルなストレートシルエットと、トレンドのフレアシルエットを自在に楽しんで。

この春にデビューした新ブランド〈デリー〉。ファーストシーズンとなる今季は、着こなしの幅が広い、ラップスカートを提案。足首まであるロング丈に設定したリラクシーな１枚は、目の覚めるようなジオメトリックパターンで柄の遊びをプラス。同シリーズのストライプシャツを合わせれば、セットアップとしての着こなしも可能だ。飽きの来ないモノトーンの色使いで”経年変化を愛せる服”というブランドコンセプトが見て取れる。