2015年にイギリスで誕生した〈ジャッキー〉は、動物保護のため、フェイクレザーやエコファーなど環境に配慮した素材のみを扱うアウター専門ブランド。ダウンジャケットは、立体的なキルティング＆首を包み込む大きな襟で、見た目からもあたたかさを保証。膨らみのある身頃とは対照的に、裾は短くコンパクトに設定されており、あらゆるボトムと相性抜群。

寒さ対策も兼ねて、リラックスしたニットやイージーパンツを着ることが増えるこの時期、マンネリ気味のスタイリングにメリハリをつける、レザー素材のアウターはいかが？〈イエナ〉からマニッシュなムードのブルゾンをピックアップ。オーバーサイズで、中にたくさん着込めると、使い勝手も抜群。

テーパードシルエットの裾にギャザーのアレンジを加えた、モードファッション好きにはたまらない1本。くるぶしにかけて膨らみを持たせ、足先へ向けてパッと広がるフレアが、女性らしさを演出。スリットはファスナーつきで、好みのシルエットにも調整可能。デザイン性もさることながら、ウエストはゴム仕様で気楽に穿ける仕上がりに。

今年注目のハーフパンツも、レザー素材ならグッと洗練された印象に。〈マカフィー〉は、ギャザーたっぷりのウエストと膝をのぞかせる絶妙な丈感、すっきりとしたシルエットなど、大人の女性が気兼ねなく着られるデザインを追求。フラットシューズからブーツまで、さまざまな靴と相性がよく、足元のおしゃれも楽しくなる。

軽量のフェイクレザーは、布をふんだんに使うワンピースでも軽い着心地で着られるのが嬉しい。〈アズールバイマウジー〉より、シャープなシルエットでスタイルアップを叶えつつ、バックのゴム仕様が快適な1着をレコメンド。レザーの艶やかな光沢感がスカートのドレープを美しく演出し、高級感を漂わせる。

サロペットは、レザーをよりカジュアルに楽しみたい人におすすめ。パンツ部分にピンタックを入れて、すっきりとしたシルエットに仕上げたのは〈レイ ビームス〉。フロントのスクエアポケット、太めのストラップが印象的な個性の光る1着。

クラウンとブリムの切り替えがなく、深くかぶれるシルエットにモードな雰囲気が漂う。上品なフェイクレザーを使用、裏地もシックなネイビーの配色で、バケットハットのカジュアルなイメージを払拭。チェックシャツやサロペットと合わせる、レトロシックな装いが今年のおすすめ。

横長のシルエットが今年らしい〈トプカピ〉のボストンバッグは、お出かけにちょうどいいミディアムサイズ。細やかなシボが特徴のシュリンクレザーを合成皮革で再現した高級感のある素材は、デイリー使いのほか、ハレの日にも使えそう。マチが広めで、手帳やiPadも入ると収納力も抜群。

アッパーのバイアス切り替えやスクエアトゥ、インソールのフェイクファーなど、ディテールに気が利いた都会的なデザイン。軽量で柔らかな質感のフェイクレザーを使用しているため、歩行時の足の負担も少なく、1日快適に履き続けられる。リラックスしたムードのスラックスやワンピーススタイルに合わせたい1足。