ほどよい厚みのあるセルビッチデニムは、手織りされたような味のある質感が魅力。腰回りは股上深めでフィット感はありながらも、裾に向かって広がるワイドシルエット、裾をターンアップするとサイドに赤青のラインが現れ、印象的な足元を演出してくれる。

「服を着るフィールドはすべてアウトドア」という精神のもと、ものづくりをする〈ホワイトマウンテニアリング〉が、インナーダウンの名門〈タイオン〉と共作。表面は都会的なツイード生地でステッチレス、ベーシックなカラー展開など、ディテールを削ぎ落としたミニマルなダウンジャケットが完成。

フリースの季節到来！カジュアル代表と言えるアイテムも、コレクションブランドが作るデザインで、そのイメージを刷新。黒×紫の斬新なカラーブロック、ぬくもりのあるパイル地とスポーティなアクリルの切り替えで、一際目を引く一着に。

〈ファセッタズム〉のセカンドライン〈ライオット ファセッタズム〉は、2020年秋冬コレクションからデビュー。80年代東京のファッションやカルチャーから着想を得たデザインのアイテムが豊富に揃う。ブランドネームをプリントしたフーディーは、裾まで伸びるフードのドローストリングにカラフルな打ち紐があしらわれ、さりげない遊び心が潜む。

トーンの異なるグリーンの糸を立体的に編み立てることで、豊かな表情を生み出した〈メゾンスペシャル〉のメランジニット。ハイネックでコンパクトに仕上げた首元に対し、袖はバルーンスリーブで、ボリュームのコントラストを効かせた1枚。ゆったりと着られるサイズ感だから、ロングヘムのシャツを中に忍ばせたりと、レイヤードも楽しい。

今年、ブランド設立から20周年を迎える〈エヌ.ハリウッド〉。アニバーサリーを記念する今シーズンは、これまで生まれた数々の名品を復刻。ネルシャツは2005年秋冬コレクションで使用した生地を現代的なデザインに再構築。オーバーサイズな身頃と反比例するように小ぶりな襟、アウターの前開きからも存在感を放つ、鮮烈なブルーが印象的。

エッジの効いた唯一無二の洋服を提案する〈ジーヴィージーヴィー〉は、ファッションに夢中な大人の女性におすすめ。寒くなるにつれて、ボリュームの出てくるアウターとも相性抜群なタイトスカートをピックアップ。木目調のテキスタイルや膝部分にドレープを作り、バイアス方向に流れるように構築したシルエットがとびきりユニーク！

シューズブランドとして誕生するも、洋服のデザインワークにおいても注目を集める〈メゾンミハラヤスヒロ〉。靴作りが原点のブランドということもあり、一見ベーシックな無地のハイカットスニーカーひとつにも洗練のムードが宿る。厳選された牛革を使用した高級感のある一足は、キレイめのスーツスタイルとも好相性。