-快楽の園-

人間の悪徳を表す。マドリードのプラド美術館に展示されている画家、ヒエロニムス・ボスが描いた三連祭壇画『快楽の園』へと私達を導く。

その複雑な象徴性からシュルレアリスムの傑作とみなされています。人類のすべての悪徳と倒錯が罪深い風刺的に表現されています。三連祭壇画が閉じられているときだけ見える外側のパネルの上部は、世界が透明な球体のように表現されています。開くと、３つの素晴らしい絵が現れます。「ジャルディーノ・デリッツエ」のフレグランスは、喜びと愛が表現されている中央のパネルからインスピレーションを得ました。
欲望を象徴するエキゾチックな動物、エロティックにふける裸体の人物の群れ、サナギの段階にある他の人物はくちばしにサクランボやイチゴをくわえた鳥に餌を与えられています。これらは媚薬効果のある果物と考えられています。
3番目のパネルのシーンは悪魔のコンサートに変わり、楽器が苦しみと痛みを与える手段になります。三連画に存在するコントラストの嗅覚表現です。

香調：フローラル・フルーティー

【トップ】ローズウッド、ダヴァナ、サフラン、プラム、アーモンドミルク
【ミドル】チュベローズ、サンバックジャスミン、オスマンサス、ローズ、ナルシス、イモーテル
【ラスト】ベンゾイン、ミルラ、スチラックス、オリス・フュージョン、カシミール・フュージョン、スエード、ベチバー、アンバー、ムスク

クラフツマンシップにもとづく、メイドインイタリーの香り
第二次世界大戦最中の1942年、ウンベルト・ノービレがローマで香水ビジネスを始めたのが「ノービレ1942(NOBILE1942)」の始まり。その後ファミリーである、マッシモとパトリツィオが情熱を受け継ぎ、世界に誇れる“メイド・イン・イタリ-”の魂を胸に、最高品質のフレグランスへのこだわりを持ち続けています。
ノービレのフレグランスは、浸漬、フィルタリング、蒸留といった自然な工程で得た精油が含まれています。こうした製法は完成までに長い時間を要する一方で、出来上がったフレグランスは芳醇で香り高く、力強さと奥行を持つのです。