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■MATERIAL
中肉の程よい厚みのシープレザーを使用。
きめ細かいシボのある表面感、しっとりと独特なヌメり感のあるタッチが特徴。
柔らかく、包み込まれているかの様な着用感でありながら、程よくコシもあり、シルエットの美しさを引き立てます。
鞣しはセミベジタブルで、タンニン鞣しとクロム鞣しのそれぞれの利点を兼ね備え、柔らかさと経年変化へのポテンシャル、特有のヌメり感とシボ感を引き出し、革本来の魅力を最大限に高めます。

・ブラック
仕上げはセミアニリン。
顔料の化粧が薄く、柔らかい風合いが特徴。

・ダークブラック
ラヴオフ加工。
一度染色し、その後表面を黒の顔料でしっかりと染色し、仕上げにラヴオフ加工（けずり加工）を施しております。
特殊な溶剤を付けた布で革表面を擦って表面の顔料を溶解させます。
顔料を削るのではなく、溶解させることで下地の色との境界をぼかし、程良く馴染みます。
熟練の職人が手作業で行う繊細な加工のため、1点1点仕上がりが微妙に異なる点も男心をくすぐるポイント。

■SILHOUETTE：Prime-Over（プライムオーバー）
MAISONSPECIALの代名詞ともいえるサイズ感。
身幅、アームともに非常に大きく取ったオーバーシルエット。
アイテムそのものの品の良さが、オーバーサイズでも野暮ったく感じさせない大人のオーバーサイズシルエットに仕上げております。
シルエットによるリラクシングな印象ながら、そのパターンの美しさから野暮ったく見えず、むしろオーバーサイズだからこそ生まれる洒脱さとスタイリッシュさを醸し出します。

■1930年代にアメリカの労働者階級で流行したワーキングスポーツジャケットをモチーフにしながら、襟からラペルにかけての見え方をテーラードにカスタム。
無骨になりがちなアイテムにドレスの要素を加えております。
襟に施したボタンは隠し仕様にすることでミニマルに。
MAISONSPECIALらしいオーバーサイズシルエットに、アームホールから袖口にたっぷりと分量を取った袖付けは、計算されたパターンによってゆったりと空気を含み、身体に沿う部分と離れた部分でメリハリのあるシルエットを作り上げております。
袖口の特徴的なクラシックディテールがポイント。

■MODELIST
〈sacai〉で経験を積んだ実力派パタンナーを起用。
ヴィンテージのミリタリー、アウトドア、ワークウェアをルーツに、ドレッシーなアクセントを加え、粗野で武骨な印象と繊細な美しさを兼ね備えた、独創的なシルエットを構築する。
一見普遍的に見えるアイテムにも、どこか違和感のあるシルエットや、ミスマッチにも思えるような仕様の組み合わせで、装いに新風を吹き込む。