《デザイン》
繊細な線で描いた絵画の様な柄をシルクツイルにプリントした大判スカーフです。
シンプルな三色配色ですが、様々なタッチの線で表現しているので奥行きのある仕上がりになっています。
今回のプリントは「手捺染」という昔からある職人技でつくっています。
手捺染とは、布に一色ずつ丁寧な手作業でプリントしていく染め方です。
染めたい模様を型取った板をあてがってその上からヘラ等を使い手作業で染料を塗っていきます。
その特長は繊細で美しい柄の再現にあります。
今回採用した繊細な線画も高いクオリティーで表現しています。
一色につき一枚の板を使い染めていく為、三色の場合一色を染めて乾かし、また次の色を染めるという工程を三回繰り返します。
一つの製品が完成するまで職人が時間をかけて行います。
春コートの首元にさらりと巻いたり、シンプルなニットやカットソーにコーディネートすると、クラシカルなスカーフ使いで新鮮な印象です。
シルクは肌にとても優しい素材です。
吸水性が高く放湿性が高いのが特長の為、汗をため込まず素早く放湿します。
シルクを身に着けると夏は涼しく、冬は暖かく感じるのはその為です。

《素材》
シルク100％10．5匁シルクツイル（綾織り）しっかりとした厚みとはりがありながらも軽く、吸湿性に優れた生地です。
《注意事項》シルク等の天然素材のプリントは強い摩擦や水に濡れた際、色移りや色落ちすることがあります。