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今回のRF mag.は、Rakuten Fashionで働くウィメンズチームの座談会を敢行。それぞれ異なるキャリアやファッション遍歴をたどってきた3人が、この秋冬に取り入れたいスタイルやお買い物計画など、あれこれ語り尽くします。
Rakuten Fashionでもっと賢く、楽しくショッピングするためのヒントが見つかるかも!
――コロナ禍の2021年にリリースしたRakuten Fashionメンズのオンライン座談会が好評でした。約2年越しとなる今回は、満を持してのウィメンズ編です。社内でもセンス抜群と評判の女性チームに来てもらいました。今日は「自分らしい装い」をテーマに秋口のスタイリングを組んでもらったのですが、三者三様で華やか!見た目もキャラもまるで3姉妹!まずは長女役のMIMIさんから見ていきましょう。
リラックス&スポーティを極める長女
▼1枚目(左)
〈アーバン・アウトフィッターズ〉の総柄ブルゾンや〈オフホワイト〉のカラフルなスニーカー、少し見えにくいけれどメキシコで購入したヴィンテージの大きなピアスがアクセント。
▼2枚目(右)
オーバーサイズ×ドロップショルダーのゆったりとしたTシャツ。さりげなく季節感を取り入れられるコーデュロイ素材のパンツをセット。
ピンクを軸に
甘辛バランスがお見事な次女
▼1枚目(左)
ショート丈のジャケットとベルトはブラックレザーをチョイスし、辛口なニュアンスをプラス。ふわふわのファーサンダルは〈スリーワン フィリップ リム〉。
▼2枚目(右)
「〈PLAN C〉のファーストシーズンのセットアップは大切な1着。ウエストマークできるのも好きなポイントです」
YUKA(次女):はい、学生時代から派手でモードなスタイルを貫いています(笑)。この花柄のセットアップは前職で営業を担当していた〈PLAN C〉、レザー素材で統一したジャケットとベルトは〈スタイリング〉です。フェミニンをベースに、マニッシュな要素を掛け合わせることが多く、MIMIさんと同じく〈メゾンスペシャル〉も普段から愛用中。そういえば最近、セレクト系のショップで、デンマーク発の〈GANNI(ガニー)〉も取り扱い始めていて、海外通販ラバーとしても胸アツです。完全に買い手目線ですが、今後イケてる海外ブランドがRakuten Fashionに単独で出店してくれたらなと思っています。
上品シャツとワイドパンツの
カジュアル三女
▼1枚目(左)
上質なハンドニットのカーディガンは、5年ほど前にボーナスで購入した〈マディソンブルー〉。「ロングシャツともバランスが取りやすいショート丈で、お気に入りです」
▼2枚目(右)
普段から足元はスニーカーが多いとか。爽やかなブルーのグラデーションを〈コンバース〉のキャンバスが引き締める。
MOMO(三女):私は2人と異なって、ずっとカジュアルです。トップスはオーバーサイズが基本で、ここ2,3年は、メンズっぽいフォルムをレディースのサイズ感にしたようなシャツを探し続けています。コロナ禍が明け、ちょうど30代に突入したタイミングで、少しきれいめなアイテムも気になり始めて。今日の〈ドゥーズィエム クラス〉のシャツは、シルエットも上品な素材感も、いまの気分にぴったりなんです。ワイドストレートのパンツは〈6(ロク)〉。自分の体型に合っていて、スタイルがよく見えるのでリピートしているブランドです。
それでは、3姉妹とのおしゃべり
スタート!
――MIMIさんはグリーン、YUKAさんはピンク、MOMOさんはブルーとメインの色合いもテイストも多彩!お姉様方は〈メゾンスペシャル〉推しのようですね。サイト内でもやっぱり人気だとか。
MOMO:商品ページのモデル写真も手が込んでいて購買意欲がそそられますよね。Rakuten Fashion Week TOKYOのスナップを見ても〈メゾンスペシャル〉や姉妹ブランドの〈プランク プロジェクト〉を着ている人が多くて、業界人にも浸透しているなと。
MIMI:11月初旬に発送予定のカーディガンは、9月頭からずっと売れています。ポジティブなメッセージがカラフルに刺繍されていて、これからの季節、羽織るだけで気分が上がりそう。
――Rakuten Fashionがリブランディングを始めた2019年頃は、おとなしい雰囲気のブランドやアイテムが人気の傾向にあったと記憶しています。着々とおしゃれに進化していますよね。
YUKA:〈メゾンスペシャル〉はトレンドに敏感な人には、ビビッとくるブランドだと思います。ただ30〜40代のお客様も多いので、ジャケットやテーパードパンツなど、オン・オフ問わずに着られる服も、変わらず売れ筋です。〈ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング〉とか。
MOMO:担当している〈トゥモローランド〉のブランド〈ボールジィ〉では、着丈の短いプードルファーのベストに注目しています。着こなしによって、きれいめにもカジュアルにも振れる感じが絶妙で。同素材でジレも出ていますよ。
――すごいピンポイント!ちょっとニッチだけど、もこもこ、ふわふわは今年もトレンドですしね。秋冬ファッションの妄想も膨らみますが、今季、挑戦したいスタイルや買い足したいアイテムはありますか?
MIMI:ミリタリーですかね。何本かカーゴパンツは持っているので、そこにハーフジップのトップス、古い映画の主人公のようにネックの内側にスカーフを仕込んでみたり。〈ギャップ〉のスウェットがイメージに近いかも。さりげないロゴが90年代風で、最近はそれを新鮮に感じる若い層にも刺さっているみたいですよ。
YUKA:年々、個人的に黒よりも濃紺がしっくりくる気がして、ダークカラーはネイビーを収集中です。ざっくり編まれた厚手のニットに、異素材のチュールスカートを合わせたいかな。
MOMO:今年はすでにコンパクトなジャケットとタック入りのフレアスカートを購入済みです!カジュアル、オーバーサイズが自分の定番になりつつありますが、この秋はちょっぴりドレッシーな雰囲気にもトライしたいなと。〈シップス〉の〈カランシエル〉が出した新素材、ベロアシアーのタートルネックも気になります。こんなに繊細な素材なのに、自宅での洗濯も可能なんです。
YUKA:かわいい上に優秀!こういうインナー使いのトップスに重ねる、ゆったりとしたロング丈のシャツも流行りそうですよね。
――さすが、それぞれ具体的でいいですね。メンズ編では別注アイテムの話題で盛り上がっていましたが、ウィメンズはどうでしょう?
MOMO:この時期だと、毎年〈アーバンリサーチドアーズ〉が別注した〈ナンガ〉のダウンが好調ですね。メンズアイテムではありますが、カラーバリエーションに富んだ色別注のインナーダウンは、女性でも気負わず、毎日のおしゃれに取り入れられると思います。
YUKA:パートナーと兼用して、オーバーサイズ気味に羽織ってもよさそう。
MIMI:物によってはメンズのSやMサイズがデザインしかり、シルエットしかりハマったりもするので、こういうアイテムは嬉しいですね。
――なるほど。サイトの「中の人」が後押ししてくれると、臆せずアウター準備ができそうです。参考になる話がどんどん聞けそう。皆さん、Rakuten Fashionでどのようにショッピングを楽しんでいますか?
MIMI:自分の買い物はもちろん、小さな姪っ子と甥っ子がいるので、キッズカテゴリーからギフトを選んだりもします。特に〈ギャップ〉のデニムはデザインが豊富で、周りにお子様がいる方はおすすめです!
YUKA:確かに、キッズもかわいいのたくさんありますね。複数のショップが揃う巨大なモールなので、カテゴリーからさらに気になったキーワードや色を絞ることも多いです。そうして運命的な出合いをすることもしばしば。
MOMO:そうですね、目当てのブランドが入っていなくても、セレクトで入っている意外なものが見つかったりするので、諦めずにまず検索してほしいです。「運命的な出合い」で言うと、アプリを下にスクロールするとテーマごとにアイテムがずらりと並んでいる「キュレーション」も新しい発見があって面白い。RF mag.とは別に「何買おうか悩んだら」というカタログ形式の記事もあって、コンテンツが充実しているのもRakuten Fashionならではだと思います。
――これいいなと思ったら、その場でポチれるのもオンラインの醍醐味ですよね。今後のお買い物に役立つ情報をいただきました。では最後に、難しい質問を。あなたにとって服やファッションとは?
MOMO:おお、最後だとハードルが上がるので三女からでいいですか?(笑)すごく気に入った服は、「お守り」だと思っています。袖を通すたびに、家族や周りの人から褒めてもらった思い出や、お店の場合は対応してくれた店員さんとのやりとりが蘇るんです。好きな服を着ることで、その日の気分も高まります。今日のカーディガンもそんな1着です。
YUKA:私は振り返れば、物心がついた頃からリカちゃん人形の洋服を作っていましたね。子ども時代から服好きのDNAとでも言いましょうか。先ほどダウンの話もありましたが、どんなに寒くても肩が凝っても、私はウールのコートを羽織るのがポリシーです。ダウンを着ると世間に負けた気がして(笑)。譲れないこだわりは人一倍あるかもしれません。
MIMI:以前はお客様と直接お話しできる販売をしていたので、入園式やお呼ばれなど、人生の節目に立ち会える瞬間が多かったんです。当時〈マルニ〉はボリュームシルエットが豊富で、妊婦さんがこぞって買って行くのも印象的で。ショッピングのお手伝いを通じてファッションの知識や愛も深まり、人のライフステージに触れられるのが嬉しかったです。
YUKA:アメリカ同時多発テロ事件が起きた2001年のコレクションで、どのブランドも追悼の意を込めて黒の服ばかりだったのに対して、〈マルニ〉だけは華やかなラインナップだったのを覚えています。辛い時こそ前を向いて、人々に未来を感じさせる服。それを見てファッションとはこうあるべきだなと、当時、学生ながらに感じました。ファッションから得られるエネルギーは素晴らしいなと。
MIMI:なんか今日の服装、違ったなと思うとテンションも下がりますしね。
MOMO:毎日コーディネートを考えるのって大変だけど、やっぱり楽しいです。
――ファッションは日々をチアアップしてくれる存在と。それぞれの服愛が感じられる、締めくくりにふさわしい回答をありがとうございます!これにて楽しいガールズトークもお開きとします。話題に上がったブランドやアイテムは、それぞれのリンク先からアクセスできます。ぜひチェックしてみてください!
プロフィール
MIMI
ストリート担当の長女。〈バーニーズニューヨーク〉や海外ブランドをメインにしたECサイトのバイヤーを経て、Rakuten Fashionに。装うことへの意欲を与えてくれる映画が好きで、おすすめの3本は『ファッションが教えてくれること』、『プリシラ』、『細雪』。必須アイテムは大ぶりのピアス。
YUKA
モードラバーの次女。マッシュスタイルラボと〈PLAN C〉で営業の経験を積み、Rakuten Fashionにジョイン。読書や美容など趣味は堅実ながら、服飾学生時代には坊主にしていたことがあるという大胆な一面も。ファッションのインスパイアは音楽から。シンディ・ローパーとティナ・ターナーは永遠の憧れ。
MOMO
カジュアル派の三女。新卒で繊維商社に勤め、Rakuten Fashionは2社目。ボーダーカットソーやシャツ、デニムなど、ベーシックかつメンズライクなアイテムを適度に着崩すのが基本スタイル。ヘアチェンジが趣味で、K-POPアイドルばりに髪色をコロコロ変える。
装うことは自分らしく生きること。ファッションを軸に編集者として仕事を続けて約25年。国内外、著名人から市井の人まで数多くの取材をする中で、その思いはますます深くなるばかり。「朝起きて適当にその辺にあるものを着ただけです」という格好も、「自分の気持ちを高揚させてくれるものしか着ません」という格好も、「TPO重視です」という格好もそのどれもが興味深く、話を聞けば聞くほど、やっぱりその人らしさが滲み出る。
ちょうどこの原稿を書いている今、コロナ期間の空白を経て、約3年ぶりにパリコレクションを取材しているところだ。最先端のコレクションを見ることと同じくらい、会場に集まる“おしゃれ達人”を観察するのが好き。コロナ前は、とにもかくにも派手に飾り立ててスナップしてもらうことをあからさまに狙う人たちが会場前に押し寄せて辟易していたけれど、今はそれも落ち着き、皆が肩肘張らずに、それぞれのファッションセンスを醸し出している。特に今回は、「クワイエット・ラグジュアリー」といって、ロゴやブランド名は不要、控えめなデザインながら、高級素材や手の込んだ縫製のアイテムを身につけることがトレンドであるゆえ、むしろ、スナップされないことこそが最先端なのかもしれない。いずれにせよ、世界各国のファッションプロたちが「今の自分」を最大限に表現してハイブランドのショー会場に吸い込まれていく姿は本当に興味深い。
今回、Rakuten Fashionの“中の人”であるおしゃれ三姉妹のガールズトークも、文字を追うだけで自分らしさが前面に押し出されていて、それぞれのおしゃれの歴史や思いが伝わり、とても楽しいものだったと思う。特に印象に残ったのは「あなたにとってファッションとは?」のぞれぞれの答え。私もずっとファッションを愛そう!と決意させてくれるものだった。
※掲載商品の販売やお届け予定は変更になる場合がございます。詳細につきましては各商品ページをご確認ください。
※参考商品に関する詳細は、記載の電話番号またはWEBまでお問い合わせください。
Staff Credit
Illustration : Yoko Sakai
Text & Edit : Erina Ishida
Direction : Kaori Watanabe〈FW〉