【RF mag.】アイテム選びから着こなし術まで。この春、定番のグレーはこう着る!

この春トライしたい全身グレーはグラフィカルな重ね着で遊ぶ

スタンダードと変化球、どちらが好み?着る人の個性を引き出すグレーパーカー

トレンドカラーの差し色が映える洗練されたベーシックスタイル

人気のセットアップもグレーが狙い目。異素材でメリハリをつけた無彩色コーデ

何足でも欲しいスニーカーと靴下、どこでも頼れる万能なミニバッグ

グレイッシュなアイテムを淡いカラーパレットになじませて

軽快なナイロンジャケットで叶えるスポーツミックスなレイヤード

from editors

「ニューバランス」の
スニーカーこそ、永遠のグレー

 グレー。それは私にとって日常で1番身につけることの多い色。この原稿を書きながら、ふと目線を下に落とすと、オランダ発「エクストリーム カシミア」のポロシャツと韓国で買った「グロウニー」のソックスがグレーだ。ここ2年ほどは流行色として常に上位にあるためアイテムは増える一方で、コートから靴まですべてをグレーで固めたスタイリングを幾通りもできるほど。そんなグレーを愛する私がひとつだけお気に入りのアイテムを挙げるとするならば、それは絶対的に「ニューバランス」のスニーカー。スタンダードな576、ハイテクの1500、Made in USAモノ、UKモノ、ネイビーとのバイカラーなど、徳島の片田舎でおしゃれに目覚めた10代からずっと、とにかくたくさんのグレーを履いてきたし、母になった後は幼い娘にもキッズモデルをたくさん買った。巷には行列をなして買われ、高額で転売されたりもしてしまう話題のコラボスニーカーが溢れていたけれど、私は今も昔も手を出さない。いい意味で「これで充分」と思わせてくれる、普通のインハウスのスニーカーを履くことこそがかっこいいことを「ニューバランス」のグレーが教えてくれたからだ。周りに流されず、自分を貫くという生き方はもちろん、「分かる人だけ分かればいい」という言葉を逃げ場にせず、日常で楽しむおしゃれを幅広く提案するという編集者としての指針ももらった。時は遡ること2013年、そんな私の“ニューバランス愛”が知り合いから知り合いへと伝わり、「ニューバランス」のスニーカー冊子に、3歳の娘と登場させてもらったことがある。見返すとネイビーのワンピースに、もちろんグレーのスニーカーを履いて娘の手を引き、「グレーしか持っていない、履かない。トレンドの服で着飾る時も娘と公園の日も、このグレーを履くと自分らしくいられる」とものすごく熱く語っていた。仕事と子育ての狭間で時には悔し涙を流しながら、キャリアと娘との時間の両方を守ろうと必死で走り回っていた私を、このグレーが支えてくれていたのだなと、今、改めて感謝したい気持ちになった。2026年3月、娘は15歳になり、私の生活も仕事も変化したが、モデルを少しずつアップデートしながら「ニューバランス」のグレーは、今日も変わらず私と共にある。これからも、間違いなく、ずっと。

Text : Kaori Watanabe〈FW〉

※掲載商品の販売やお届け予定は変更になる場合がございます。詳細につきましては各商品ページをご確認ください。
※参考商品に関する詳細は、記載の電話番号またはWEBまでお問い合わせください。

Staff Credit

Photography : Sadai Yokoyama
Styling : Yumeno Ogawa
Hair & Make-up : Yuka Toyama〈mod’s hair〉
Model : Zoe
Text & Edit : Erina Ishida
Direction : Kaori Watanabe〈FW〉

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