1947年、ローズ・レペットはパリオペラ座の近くの小さなアトリエで、”cousu retourné”(縫った後にひっくり返す)という製法を用いてダンスシューズのデザインを始めました。ほどなくして、世界中のダンサーたちからバレエシューズの注文が来るようになり、ローズ・レペットはバレエ界を代表するデザイナーとなりました。
1956年、女優ブリジット・バルドーがレペットのアトリエを訪れ、ローズ・レペットにバレエシューズと同じくらい履き心地の良いタウンシューズをオーダー。シューズの色には官能的なカーマインレッドを選びました。こうしてフラットバレリーナシューズが誕生し、Repettoの神話が生まれたのです。
レペットのバレリーナシューズは、シューズを裏表の状態で縫ってからひっくり返す「スティッチ&リターン」製法で作られているため、他にはない軽やかでしなやかな履き心地を実現しています。現在ではダンス用品、タウンシューズのほか、レザーバッグやレディ・トゥ・ウェアまでダンスの世界にインスパイアされたフェミニンでエレガントなコレクションを展開しています。